なんとなくわかる高校化学

凝固点降下

【まとめ】凝固点降下とは液体に物質を溶かすことで液体の凝固点が下がることです

ここでは凝固点降下という言葉について説明しますー

凝固点降下とは何かというと、個人的には蒸気圧降下の凝固バージョンというイメージで、言ってしまえば、液体に物質が溶けることでその液体が凝固する温度(凝固点)が下がることです

そもそも、物質とは気体、液体、固体の3つの状態があり、温度が下がっていくと気体、液体、固体へと変わっていきます。
というのも、温度が下がっていくと分子のエネルギーが下がり、その結果、分子は動けず固まっていくためです。


状態変化のイメージ

上図のように温度(エネルギー)が下がると分子が引っ付いて、液体、固体へと変わっていくイメージなのですが、例えば水に物質が溶けている場合、温度が下がって水が固体になろうと引っ付くときに、溶けている物質が水分子を邪魔して凍りにくくするのです。(下図)


物質が水の凝固を邪魔するイメージ

その結果、純粋な水ならば0℃で凍るところが、もっと温度を下げてあげないと凍らなくなるという現象が起きてしまい、このように液体に物質を溶かすことで凝固点(液体が固体になる温度)が下がることを凝固点降下と言います

イメージとしては純粋な液体に不純物(ゴミ)が入り、蒸発しにくくなることは沸点上昇、蒸気圧降下と呼び、固体になりにくくなることを凝固点降下と呼びます。

こちらも蒸気圧降下と同じように、凝固点降下で何℃温度が下がるかは気にしなくても良いのですが、どのような理屈で凝固点が下がるのかということは理解しておいてくださいね。


まとめると、凝固点降下とは液体に物質を溶かすことで液体の凝固点が下がることです

読んでくれてありがとう!!