なんとなくわかる高校化学

気液平衡

【まとめ】気液平衡とは液体が気体になる量と気体が液体に戻る量が釣り合うことです

ここでは気液平衡という言葉について説明します。

これまでに、気液平衡に似たような言葉として溶解平衡をこれまでに説明しましたが、溶解平衡とは固体が液体に溶けていく量と溶けた物質が固体に戻る量が釣り合うことだということです。

気液平衡というのは、溶解平衡と似たように、液体が気体になる量と液体が液体に戻る量が釣り合うパターンだと思ってください。

例えば、水の入ったコップをイメージして欲しいのですが、コップにフタをせずにおいておくと、水の量が減っていきますよね。これは液体は常に蒸発をしており、中の水の量が減っていくからです。(下図左)
(例えば、洗ったお皿の水が乾いたり、濡れた髪の毛が乾くのも液体が蒸発しているからです)


コップ内での水のイメージ

しかし、コップにフタをすると水の量は減っていきません。(上図右)
というのも、この時も水は蒸発を続けているのですが、水から蒸発した同じ数の分子が液体に戻っているから量が減っていないように見えるのです。

このように、液体から気体になる量と気体から液体に戻る量が同じになることをと気液平衡言います。

気液平衡のイメージ

※今回はわかりやすく分子が5つが気体になって、分子が5つ液体に戻るように描いていますが実際の数は異なります。


溶解平衡は物質が溶解している時に、溶ける量と固体に戻る量が釣り合うというものでしたが、気液平衡は文字の通り、気体になる量と液体に戻る量が釣り合うということです。

気液平衡もコップに水を注いだ瞬間は空気中に水がどんどん蒸発していくのですが、空気中の水分の量が多くなると、液体に戻る水の量も多くなり、気体になる量と液体に戻る量が釣り合うようになります。

気液平衡になるまでのプロセス

平衡という言葉はなかなか聞きなれないかもしれませんが、これを機会に「釣り合う」という意味なんだということを覚えてみてください。

まとめると、気液平衡とは液体が気体になる量と気体が液体に戻る量が釣り合うことです

読んでくれてありがとう!!