なんとなくわかる高校化学

飽和溶液

【まとめ】物質が溶ける限り溶けた状態を飽和状態といい、それぞれの温度において物質が溶ける限界の量を示した図を溶解度曲線と言う

ここでは物質が液体に溶けた際の状態についてみていきたいと思います。

まず、物質を液体に溶かす場合(例えば、水に塩を溶かす場合)、溶けるもの(塩)のことを溶質と言い、ものを溶かす液体(水)のことを溶媒と言います。

溶質と溶媒

そして、溶質が溶けた液体のことを溶液と言い、特に溶媒が水の場合は水溶液と言います。


溶媒に溶ける物質の量は、溶媒の量や温度よって変わり、溶媒の量が多く、温度が高い方がより物質を溶かすことができます。
そして、物質が溶媒に溶ける時、溶ける量には限界があるのですが、物質が溶ける限り溶けていることを飽和といい、飽和状態になった溶液を飽和溶液(溶媒が水の場合は飽和水溶液)と言います。

溶媒に溶ける物質の量は溶媒の量と温度によって変わると言いましたが、100gの溶媒に対して、溶ける最大量を溶解度と言い、それぞれの温度における溶解度を示した下図のようなものを溶解度曲線と言います。

食塩とミョウバンの溶解度曲線

※この例では、ミョウバンは20℃の時、11.4g溶け、60℃の時、57.4g溶けることがわかります。
また、食塩は温度が変わっても、溶ける量があまり変わらないことがわかります。


飽和という言葉は溶液だけに限らず、化学を勉強しているといろいろな場面で出てきます。「飽和」という言葉を聞いたら、もう限界の状態になっていると思ってください。

そして、物質が溶媒に溶けると溶液の性質が変わるのですが、それはまた別のページで説明しますね。

まとめると、物質が溶ける限り溶けた状態を飽和状態といい、それぞれの温度において物質が溶ける限界の量を示した図を溶解度曲線と言う

読んでくれてありがとう!!