なんとなくわかる高校化学

周期表(族の名称)

【まとめ】周期表の第1族(H以外)はアルカリ金属、第2族(Be,Mg以外)はアルカリ土類金属、第17族はハロゲン、第18族は希ガスと呼ばれます

ここで最後に周期表の締めくくりとして、周期表の族の名称について説明したいと思います。


周期表には族ごとに似た性質を持っていると言いましたが、族によって名称がつけられているものがあります。

まず下の図を見てみてください。

周期表_族の名称  

ここでは覚えておいてほしい元素のグループの名称を書いているのですが、絶対に覚えておいてほしいグループは6つです。

・アルカリ金属…第1族の元素(H以外)
・アルカリ土類金属…第2族の元素(Be,Mg以外)
・ハロゲン…第17族の元素
・希ガス…第18族の元素
・ランタノイド…原子番号57-71の元素
・アクチノイド…原子番号89-103の元素



「ハロゲン」と聞いたら「17族元素のことなんだなぁ」くらいでいいかとも思うのですが、各グループのことをどの程度知っておけば良いかはグループによっても異なるので、個人的な印象を書いておきます。よかったら参考にしてください。
※(完全に作者の主観です)

アルカリ金属
H以外の第1族にある元素。それぞれの元素はよく燃えそうなイメージ。
(第1族元素は空気や水と反応して燃えやすい性質があるため、灯油の中で保管したりします。)

アルカリ土類金属
Be,Mg以外の第2族の元素。それぞれの元素は燃えるけど、第1族ほど反応しなさそうなイメージ。
(第2族元素は第1族元素ほど空気や水と反応して燃えません。とはいっても、空気や水と反応しやすいため、表面に薄い膜(酸化被膜)を作って、空気や水から身を守っています。)

ハロゲン
第17族の元素。高校化学では良く出てくるため、知ってて当たり前という位置づけ。体に悪そうな元素のイメージ。
(フッ素や塩素などの第17族の元素は扱いづらく、体にも有毒な物質が多いです。)

希ガス
第18族の元素。「安定な元素」というイメージ。町中にあるネオンライトのように電気を流すと光を放つ。

ランタノイド
周期表の下の方にいる元素たちの上側。性質はよくわからないけど、似てる元素ってことでひとくくりにされてる。

アクチノイド
周期表の下の方にいる元素たちの下側。性質はよくわからないけど、似てる元素ってことでひとくくりにされてる。

以上が覚えておかないといけない6つのグループのイメージです。


ここまでメジャーな族の名称を説明しましたが、ここからは高校化学で聞かない超マイナーな族の名称もついでに紹介したいと思います。
ここから先の内容は覚えなくても大丈夫です。


周期表_マイナーな族の名称

これらは超マイナーな族の名称ですが、15族元素はニクトゲン、16族元素はカルコゲンと呼ばれています。

これらの名称は超マイナーで、私も大学で化学を勉強していましたが、1度くらいしか聞いたことがありません。こういう名前があるんだなくらいの認識でよいと思います。

※東大に行くような高校生でもほとんどが知らないのではないかと思います。。。知っていても高校化学ではあまり役立たないですし、、、(^^;;


マイナーな族名称は覚えなくてもよいですが、メジャーな6つの名称は大事なので、ぜひ覚えておいてください!!


まとめると、周期表の第1族(H以外)はアルカリ金属、第2族(Be,Mg以外)はアルカリ土類金属、第17族はハロゲン、第18族は希ガスと呼ばれます

読んでくれてありがとう!!